2011/02/16

finish referee

チームイヴェント、日本からFIS本部役員として白馬の中村実彦さん登場です。かつてはジャパンチームで高速系の選手として活躍されていた実彦さんです。今日はフィニッシュ審判を務めていました。実彦さんと会うのは実に5年ぶり。白馬へは毎年行っているというのにね。前回はトリノ冬季五輪。サンシカリオでの女子滑降のレースでフィニッシュ審判を務めていたときに言葉を交わして以来です。つもる話がたんとたんとあったことでした。

チームイヴェントは各国5人のレーサーがパラレル大回転でトーナメント形式で戦っていきます。決勝はオーストリアとフランスの一騎打ち。当然コマが実力者ぞろいのオーストリアの勝利かと思ったら、意外やフランスの勝利。好調のシプリアン・リシャールの活躍が大きかったようです。

オーストリアのベンジャミン・ライヒは最初のレースでコースアウト。どうやら靱帯を損傷したということです。インスブルックの病院に搬送、即日手術したそうですから今季絶望でしょう。さらには別のスキー場でトレーニング中のディディエ・キューシュも左手骨折、が、プロテクターで保護して男子大回転に出場する模様です。バンクーバーの時は右手親指骨折していながら強行出場した。ファイトマンですね。