2011/02/25

さながら霞める

春のやわらかい空気がパルテンキルヒェンの街を支配します。
いよいよ女子回転。会場はオリンピアシースタディオンのとなりにセットアップされたグディベルクコース。ほぼ一枚バーンですから観客はスタート直後からゴールまで全てみとおすことができます。でもフォトグラファーにとってはとてもつらい環境でもあります。向かって右サイドにはリフトがはしり、左サイドはちょっとした森なのですが照明、TVスタンドが林立しバックに写りこんでしまう。ですから撮影ポイントはゴール前のデコ一箇所だけです。当然みんなそこに集まります。あとは押し合いへし合い…。

ポジションを確保したあと、その人ごみを抜けてレース前にリフトの近くから待ち人をシューティング。
そうマリアとスザンネのリイシュ姉妹です。きっと一緒にリフトで上がると思った。今大会マリアは風邪が治りきらず顔色も優れませんが銅メダル2個は立派ですね。スザンネは3度目の世界選手権ですが、過去2度ともゴールを果たしていません。今度こそ、という地元の期待がプレッシャーになったのか、またもやゴールできなかった。マリアも3つ目のメダル獲得はなりませんでした。
女子最後のレースゆえマリアネタでもう一つ。"Milka Ski Girl" 。あえてノーコメント。

女子レース有終の美を飾ったのはオーストリアパワーチーム。マリイズ・シルトがゴールド、カトリン・ツェッテルがシルバー。ブロンズメダルはスウェーデンのマリア・ピエティレ・ホルムナーへ。シルトにとってビッグレース8個目のメダルが、ようやく金色に輝いたのでした。