2012/08/29

鰻をくらう


残暑ですね。

べつにブログにあきたわけではない。
夏枯れです。

気を持ちなおして鎌倉から2時間ちょっと、先週末は浜松三連チャンだった。
新幹線を降りて八百徳直行。もちろんめざすは鰻。
まずは鰻茶漬けから。
一杯目は茶碗によそおってそのまま食し、二杯目はわさびと薬味を添えて昆布だしのきいたお茶をかけてお召し上がりください、と仲居さんのありがたいご助言。
いやー、当節久しぶりの鰻です…。

かんがえてみれば、浜松に入ったのは二十数年ぶり。かのヤマハがまだスキーをつくっていてそのときの取材以来。アルベールヴィル冬季オリンピック、快晴のメリベルで、ノルウェーのフィンークリスチァン・ヤッゲがヤマハの名機パラマウントを駆使して、スラロームでゴールドメダルをとったときはなんだか誇らしかった。2位になったアルベルト・トンバが使う、同じロシニョールのスキーで取材に入っていたというのにね。



二十数年の間に浜松も様変わり。
バブルのさなかに建てた駅前の高層ビル。楽器の街、浜松らしくハーモニカをイメージしたのだそうです。やがてバブルははじけ、ヤマハはスキーの製造をやめてしまった。以来日本のスキー界は………。

ヤマハ取材時にごちそうになった豪華な二段重ねの鰻重はいまだ思い出します。
さて、次はつつましやかに「竹」でゆくか…。