2018/04/28

コースインスペクション

GWです。
まだ四月だけれど五月晴れのいちにち、客人の鎌倉トリップのためのコースインスペクションにいってきた。

佐助庵から源氏山経由で鯉のぼりが「満開」の鎌倉中央公園から魯山人住居跡へ。
おそらく魯山人も飽かず眺めただろう里山の窯の近くで焼き物のかけらを探し回っていたら、一羽のクロアゲハがつかず離れずまわりを飛びまわっていた。

 モノレールで湘南江の島駅へ移動して、鎌倉市との境界、藤沢市片瀬にある龍口寺(りゅうこうじ)。めずらしい木造の五重塔がそびえ立つ。境内に、願い事を念じながら鐘をつくと叶うという「延寿の鐘」という鐘楼があった。不肖佐助庵、とっさの事ゆえ願い事が思いつかずただ「ありがとうございます」と念じながら大きな鐘を力任せについた。
ゴォ〜〜〜〜〜ン。

そして意外やガラガラの江ノ電で極楽寺。いや、目指すのは極楽寺ではなくて対面のお山のてっぺんにある仏法寺跡。森の中の道なき道を這い登り、竹藪をかき分けかき分けしてたどり着くとちょっとした草ぼうぼうの平地がひろがり、そこからは、おそらく鎌倉随一と言っていいだろう絶景が望める。
帰りもまた鬱蒼とした森の中を転げ落ちながらさまよい歩き、いつの間にか成就院のあたりへとたどり着いた。一歩間違えたら崖。自己責任で、という言葉をしっかりと噛みしめながらのヘビイなコースインスペクションだった。

2018/04/27

東京駅二景

きのう今年初の八重洲会議(スイマセン、マージャンのことです)で久しぶりに東京八重洲。
上京することもめったになくなったからあれ、それ、これ、と用事を済ませ、昼メシは大丸の上にあるつばめグリルでハンブルグステーキを食った。
つばめグリルには、ハンブルグ(いわゆるハンバーグ)のバリエーションのほかにロールキャベツとかクリームコロッケとかうまそうなメニューがいっぱい並んでるのだが、不肖佐助庵、五十年近くこの店に通って「ツバメ風ハンブルグステーキ」以外に食ったことがない。
腹を満たしたところでいざ雀荘へ。順調に稼いだのだが、いいかげん疲れた最後の半チャンで見事にドボン。結局トータルでほんのわずかなプラスだった。

通勤客でごった返す八重洲から、観光客もいなくなってすっかり暗くなった鎌倉に帰り、大船軒が撤退した後にできた駅ナカの新しい立ち食い蕎麦でかき揚げうどんを食って帰宅した。
新しい店の味はともかく、大船軒のあの甘じょっぱいダシのきいたツユが懐かしい。

2018/04/15

やぶさめ

午後からすっかり天候が回復したきょう、鎌倉まつりの掉尾を飾る鶴岡八幡宮のやぶさめ神事を見にいってきた。
眼光鋭く的に狙いを定める射手は武田流小池義明師範。

……と、対面の関係者席に浄智寺の和尚さま。
構えるカメラは畏れ多くもコンパクトデジカメの最高峰Leica Q。およそ60マンエン!也。
欲しくてしようがない。いいなあ。

2018/04/13

センチメンタルジャーニー

きょうはかつてスキーグラフィックで一緒に仕事をした昔の仲間、よーこちゃん(仮名)、オータイシ(仮名)、S崎(仮名)、それにビーバーことH田さん(仮名)が鎌倉に集合、いちにち鎌倉のあちこちへ、楽しい遠足をした。
よーこちゃん(仮名)、オータイシ(仮名)とは去年亡くなったスキーグラフィック編集長だった藤井さんの告別式で二十年ぶりくらいかで再会したのだった。

暖かい陽気だったからお昼はアマルフィデッラセーラのデッキでビールをやりながらピッツアマルゲリータを食った。不肖佐助庵、キノコ類は天敵だからどーしてもシャンピニオン無し、ピッツアを食うときは無難なマルゲリータになってしまうんですね。
みんなでワイワイやりながらのお昼を終えて帰りしな、なんと!かつてブルーガイドスキー編集部に在籍していたN岡さん(仮名)にバッタリと出くわした。N岡さん(仮名)とは1994年のリレハンメル冬季五輪の取材時に一軒の別荘を借り切って呉越同舟の合宿をした縁。オリンピック期間中いちにちだけ出現したオーロラもいっしょにみることができたのだった。やはり二十年ぶりくらいの再会劇。いや、こんな事もあるんだなあと狭い世間に驚かされ、ちょっと感傷的になった昼下がりの午後だった。

鎌倉遠足、最後の〆は江ノ島に渡り、ハアハアゼイゼイと石段を登って江島弁財天にお参りをした。

2018/04/11

新緑台峯

強風もとおり過ぎて汗ばむほどに暖かい春が戻ってきた。きのう一山越えて(…というのは大げさなんだが)二山目にある中央公園から鬱蒼とした森を抜けて台峯緑地へと回ってきた。新緑の眩しい森の中では鳥たちが張り合うようにさえずり、足もとの湿地からは時折遠慮がちに蛙の声が響いた。森をぬけ、最後は魯山人の住居と窯のあった星岡窯(せいこうよう)跡から北鎌倉へおりた。二十年前に焼失していまは住む人とていない星岡窯は中に入るべくもないが、かつて趣のあっただろう門は年々朽ち果ててしまい、倒壊寸前だった。

北鎌倉から帰るにはまた一山越えなければならないのだが、さ、さすがに化粧坂の急ながけ道を登って帰るのもつらい。電車で帰宅した。

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2018/04/05

明王院界わい

久しぶりに明王院へお参りにいってきた。
いつものことながらこころ静かにお参りした。
茅葺きの本堂の横には源平桃の花が今を盛りと咲き誇っていた。
残念ながら境内は撮影禁止。

参拝の後は近くにある 十二所某所へ。
先代の老木以来続けている御衣黃の定点観測です。
数年前に植え替えられた若木が順調に育っているようで、見事な緑色の桜が満開だった。

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2018/04/01

桜の木の下で

佐助ヶ谷は朝から花吹雪。
源氏山から風にのって運ばれてきたのだろう。

ことしの桜、去年より十日ほど早かったかもしれない。
まだ3月32日だというのに、あっという間に葉桜模様です。

そんなに回ったわけではないが、ことしの桜の記憶。
本覚寺 妙本寺 長勝寺 源氏山 葛原岡神社 佐助稲荷 寿福寺 鶴岡八幡宮などなど……。

4/5 十二所界わいの桜追加
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