2018/12/31

たかまのはらに……

大晦日、鶴岡八幡宮の大祓に行ってきた。
「高天原に……」と、神職が奏上したあとに続いて大祓詞(おおはらえことば)を読み上げ
身についた穢れを祓い、御神酒をいただいてきた。
大祓式が始まろうとするとき、舞殿の屋根の向こうに見事な彩雲が出現した。慶雲なり。



お知らせ
− sasuke graffiti へ −
そもそもアルペンスキーシーンの落書き(graffiti)のつもりで始めた「alpine graffiti」だったのだが
いつのまにかあーでもない、こーでもないと佐助庵的身のまわりのことを綴る落書き帳になってしまった。
なので新しい年からタイトルを「sasuke graffiti」と改めます。
いやなにかわるのはタイトルだけ。url も落書きもいままで通り、なんにも変わりません。
またまた安直なタイトルではありますがよろしくお付き合い下さい。
佐助庵
https://sasukean.blogspot.com

2018/12/23

もみぢ踏みわけ瑞泉寺

瑞泉寺の紅葉がこれほど見事だったとは!
小雨がしのつく冬の一日、おそらくことしの鎌倉「第一位」といってよいだろう瑞泉寺の紅葉を堪能した。

帰りがてら通りすがった鎌倉宮の大鳥居のそばにある河津桜もだいぶつぼみが揃ってきたよう。
………と、本宮から、天皇誕生日を祝う天長祭を終えた宮司たちが列をなして引き下がってきた。
あー、そうなのか。だからあしたも休みなんだ、と今さらながら気がついた。

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2018/12/16

2018/12/13

落葉二階堂

もみじ狩りの〆は二階堂川界わいに行ってきた。
河津桜がポツンと花開いている鎌倉宮の大鳥居を正面に右手、二階堂川に沿って獅子舞の谷へ入った。
鎌倉の奥深く、獅子舞の谷にしてやはり塩害の影響は大きくて、紅葉も例年の半分程度。ちょっと拍子抜けした。
ま、いいか……。というのも、二階堂まで来たホントの目的は別にある。
そ、この時期になると出てくる三浦大根のタクアン。今が旬。
毎年秋になると鎌倉宮の横の通りに白いテントを張って営業する八百屋さん。レンバイより、鎌万より、佐助ストアよりズーッと早くうまい三浦大根のタクアンを売りに出してくれるんだ。
きょうはでかいタクアン二本まるまるまとめ買いした。
さっそく今宵はボリボリかじりながら……!

タクアンの入ったポリ袋をぶらぶらさせながら、今度は大鳥居の左手の奥にある覚園寺(かくおんじ)へ寄ってみた。ここは腕っこきの植木職人が日を置かずに丁寧に境内の手入れをしているから、一年を通してそれはそれは端正な空間がひろがっている寺なのだが、一時間ごとに回ってくれる案内人のあとをついてまわらないと本堂薬師堂や地蔵堂に参拝することができない。それに本堂のある境内の奥の方は撮影禁止。……というわけで不肖佐助庵、バチあたりながらきょうも山門を入ってすぐの愛染堂に参拝して、サクッとことし最後の紅葉を愛でて帰途についた。

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2018/12/09

六日町高校同期会

いやなに不肖佐助庵の、というわけではない。

ことの顛末はこうだ………。
きょう昼前にブラボースキーの編集長だった中島さんから電話があった。
「いまわたしの母校の六高(ろっこう)の仲間と鎌倉の山(あとで尋ねたら天圓ハイキングコース)に来てるんですけど山の中は火を使えなくて昼メシつくれないんですよ。これから佐助庵におじゃましていいですか……」と。
もちろん断る理由なんか無い。同県人のよしみだ「どーぞ、どーぞ」と返事をした。

待つことしばし……中島さんがやって来て、同級生の方も三人ほど続いた。
「あー、四人でしたか。ごゆっくり……」といおうとしたらその後も続々と同級のみなさんが入ってきて、総勢十六人!
で、不肖佐助庵も飛び入り参加、こんな感じに車座になって大宴会が始まった、と……。

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2018/12/06

秋時雨一条恵観山荘

 きのうまでの穏やかな気候からうってかわって雨のしのつく晩秋の一日、S崎(仮名)がPCを抱えてはるばる鎌倉へやって来た。

が、PCのメインテナンスはとりあえずおいといて、だいぶ小降りになった雨の中をいざ浄明寺へもみじ狩り。
きょうの狩り場は江戸時代初期のやんごとなき公卿(くぎょう)、一条恵観が京都西賀茂に建てた山荘の茶室をそっくりそのまま浄明寺五丁目の広い敷地に移築しちゃったという一条恵観山荘。たしかきょねんの夏頃に初公開されたばかりだから不肖佐助庵にとっても初の参上、客のS崎(仮名)に、エヘンと偉そうに通ぶったことはなにひとつ言えたものではない。
謙虚に、静かに滑川沿いに続く赤く染まったもみじ路を堪能した。
その足ですぐ近くの報国寺へ回ったのだが、紅葉は圧倒的に一条恵観山荘。

ちょうどお昼だったから梶原で鎌倉山の住人、ビーバーと落ち合って深沢の丸源へラーメンを食いに立ち寄った。

photostream :
秋時雨一条恵観山荘
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報国寺
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2018/12/04

秋光安国論寺

「安国論寺、きれいでしたよお」という囁きに誘われて「いかがなものか……」とママチャリをギーコギーコさせながら実地検分にいってきた。

安国論寺はわりと材木座海岸に近いから、きっと塩害にやられてイチョウの葉なんかもう枯れ落ちてるんじゃないかと思ったのだが、案に相違してイチョウの木はもみじの紅葉と競うように艶やかにこがね色にそまっていた。

朝早かったせいか受付の女性がせっせとイチョウの葉を掃き清めている境内は観光客もほとんどいなくてこころゆくまで秋の風景を楽しめた。
この寺には、かつての東芝で、かの松下幸之助の向こうを張った「メザシの土光さん」こと土光敏夫の墓も静かに慎ましやかにおかれている。
帰りがてら鎌万によってうまそうなさかなを物色したのだが、あれこれながめているうちになんだかニシンが食いたくなって二匹ほど買い求めた。

そのままで由比ヶ浜大通りを直進して長谷寺へ。いや、もみじ狩りもそうなんだけど、むかしいただいてそのままになっていたお札やお守りをお返しに伺ったのだった。
買ったさかなはそのままママチャリのかごにおいて、観光客でごったがえす境内を本堂まで上り古札を返納し、久しぶりにお目もじ、巨大な十一面観音菩薩と弁天窟におわす弁天様におまいりした。
寺の駐輪場に戻ってみると受付の女性が不肖佐助庵の愛車のかごに何やら張り紙をしていた。なにごとかと訳を伺ってみるとかごの中に置いてあったさかなを狙ってカラスが袋をつついていた、と。丁寧に紙袋に入れなおして日本語と、英語で張り紙をしてくれていた。幸い中身は無事。危うく夕飯のおかずを持ってかれるとこだったのだが、ほんとにありがたいことだった。
きょうは夏の陽気だったから二箇所ほど紅葉インスペクション。
さて、近々PCのメインテナンスも兼ねてもみじ狩りに来る予定のS崎〈仮名〉どこへ案内しようかな。

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秋光安国論寺:
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長谷寺落葉:
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2018/12/01

紅葉源氏山

 秋深し。そろそろ紅葉の季節なのだが、鎌倉の山々は10月の台風直撃のときの潮風に軒並みやられてしまい、イチョウやカエデは黄色く色づくまえにほとんどが枯れ落ちてしまった。

それでもと師走に入ったきょう、胸突き八丁、げ、源氏山。

もみじは赤く色づいてはいたのだけれど、塩害を逃れてかろうじて黄色く染まったイチョウの木は一本だけだった。そして、その木の下で海外からの観光グループが枯れ落ちたイチョウの葉と喜々として戯れていた。

途中、先日の野村総研への鎌倉遠足でガイドしてもらった「くらしのアトリエ」のスタッフとバッタリすれちがった。挨拶を交わしたら、きょうは野村総研から北条氏常盤亭跡、タチンダイまでまわります、と。よれよれになって歩く佐助庵のそばを、鎌倉遠足のグループは足どりも軽く大仏ハイキングコースの方へ上っていった。

帰りがてら銭洗弁財天に立ち寄った。銭を洗って、もっともっとお金が増えますようにとお参りしたかったのだが、結構な混雑ぶり。お参りはまたの機会に、と帰途についた。

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