2011/02/11

いずれアヤメかカキツバタ

こういうまなざしでみつめられたらいちころですね。ラーラ・グートはスーパーコンバインド、後半のスラローム、あと一歩のところで旗門にスキーをひっかけてクルリと2回もでんぐりがえりしちゃった。無念の do not finish です。
優勝したのはオーストリアの新星、アンナ・フェニンガー。ティナ・マゼ、アニャ・パションを従えて堂々のゴールドメダルです。うーん、この娘もなかなか、だなあ。

表彰式にはなんと皇帝ベッケンバウアーの登場です。サッカー界では超弩級の伝説の人ですね。おとなりは87クラン・モンタナ世界選手権ゴールドメダル、88カルガリー冬季五輪シルバーメダルを獲得したドイツのスラローマー、フランク・ヴェルンドル。

スーパーコンバインドの会場、滑降はガルミッシュ側のカンダハー、回転はパルテンキルヒェン側のグディベルクに分かれます。グディベルクは毎年ジャンプのワールドカップが開催されるシャンツェの真横にある一枚バーン。したがって選手、役員は滑降が終わると大急ぎでグディベルクに移動しなければならない。が、さすがにドイツ。幹線のほかに第1裏道、第2裏道、第3裏道までちゃんと用意してあって交通規制。なんのストレスもなく移動できるのです。