雪が降り続いてはいるけれど、1時カッキリにレース開始。2時間ほどで71人のレーサーが滑り降りた。
本番が終わってみれば、死んだふり作戦が功を奏したか、強豪たちが見事なくらいにピタリと定位置を席巻した。
氷と湿雪と乾雪が入り混じったコースは極めて難しい。熟練のスキーテクニックが必要だったということもまた事実といえましょう。
トップを奪取したのはノルウェイのA-L・スヴィンダル、以下K・ヤンスルード、オーストリアからM・マイヤー、H・ライヒェルトと続いた。
ジャパンから出場した須貝龍は、突如コースを覆ったガスに視野を奪われ、コースを外れるも、52位。
レースが終わった頃になってようやく青空が顔をのぞかせた。
明日はハーネンカムの華、滑降です。