2018/01/11

バートクラインキルヒハイム

およそ30年ぶりくらいのバートクラインキルヒハイム。
あの当時は岩谷高峰も佐藤譲もまだサーキットを転戦していた。そうそう88シーズンに岡部哲也が回転で6位に入ったときに立ち会ったのがここバートクラインキルヒハイムだった。岡部はこのシーズン、ノルウェイのオップダールで2位に入ったのも未だ記憶に残る。

さて、先日のフラッハウ女子回転を終えて、一人のスラローマーが檜舞台から降りることを決意した。ジャパンのベテランスラローマー、清澤恵美子は一縷の望みをかけていたフラッハウのレースで平昌冬季五輪への切符を手にすることができず、潔く現役引退を表明したのだった。清澤にとって、ここ数シーズンはまさに怪我との闘い。よくぞここまで膝の痛みを我慢したものだと思う。「ファイティング キヨサワ!」といつまでも佐助庵の記憶に留めたい。