2017/02/08

クレイジイ・カナック!! − St. Moritz 2017 −

きょうも大ジャンプに失敗してたくさんの犠牲者が出た。21人のレーサーが転倒もしくは旗門を通過できずにコースアウトした。病院直行も数人。これも、トップレーサーからアルペン小国までおしなべて出場機会を与えられる世界選手権ならではの光景といえるでしょう。

男子スーパーGの金メダルを掌中にしたのはクレイジイカナックと称されているカナダ高速系のエース、エリック・ゲイ。2011ガルミッシュ世界選手権の滑降に続いて2個目の金メダルです。2位にはノルウェイのチェティル・ヤンスルード。3位にはゲイのチームメイト、マニュエル・オズボーンパラディが入った。クレイジイカナックが二人も表彰台に上がったのは、1982年グリンデルヴァルトWCの滑降でジェリイ・ソレンセンとローリエ・グラハムが1位と3位を占めたとき以来。クレイジイカナックにとって実に35年ぶりの快挙です。
 ヘッドスキーが表彰台を独占ですね。