2017/01/20

キッツビュール −ハーネンカムSuperG−

すっかり紺青(こんじょう)の空に覆われたキッツビュール、ハーネンカムレース第一戦スーパーG。
定期航路のフライトも気持ちよさげにゲート目指してまっしぐらです。
オーストリア三者三様……
表彰台の頂点に立ったのはマティアス・マイヤー。
ソチ冬季五輪の滑降でゴールドメダルを掌中にしたパワーチーム期待のダウンヒラー。これでWC通算4勝目。ゴールサイドに押しかけた観衆も大興奮だった。
目下サーキット総合で前人未踏のV6に向けてトップをひた走るマルセル・ヒルシャーは24位、着実にポイントを稼いだ。
トレーニングランでは好調だった老練ハンネス・ライヒェルトはどうしたことか無念の旗門不通過。滑降に希望を託す。
それにしてもノルウェイのアクセルルンド・スヴィンダルとUSスキーチームのテッド・リガティ、二人の強豪の姿が見られないのはさみしい限りだ。
あすはハーネンカムの華、滑降。コースサイドは酔っ払い天国と化します。