2017/01/23

キッツビュールからシュラートミンクへ

雲ひとつとして浮かばないドピーカンがとうとう一週間続いた。
ハーネンカムの取材に二十数年間通っているがこんな事は初めてだった。
かつて大雪の降るハーネンカムで地元組織委員会のトニー・ザイラーと、当時FISを代表していたロジ・ミッターマイヤーとが翌日のレースの可否をめぐって赤鬼の形相でやり合っていたことが忘れられない。ミッターマイヤーは今をときめくドイツのスラローマー、フェリクス・ノイロイターの母親です。
ともかくハーネンカムレースを終えてキッツビュール、ペンション・ヒンターゼアをあとにシュラートミンクへ。
火曜日の夜に「ザ・ナイトレース」開催。
観衆およそ5万人がおしよせ、阿鼻叫喚の一夜となります。
今宵の宿はダハシュタイン山塊の麓ラムサウ。陽光を浴びてクロスカントリーを楽しむスキーヤーたちに満ちあふれている。