長谷寺の参道で、ふと聞こえてきたのはカンツォーネ。門前で陽気に誘われたイタリアからのおとーさんが一所懸命大きな声を張り上げていて、なかなかの名調子だった。
外国からの観光客でごった返す長谷寺を早々に退散して隣の光則寺へ。隣り合わせのお寺だというのに、ここには静かな空間が広がっています。
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長谷寺 |
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光則寺 |
鎌倉随一の威容を誇る別願寺の山藤の大木からは花房がたわわに乱れ咲いていて、いわゆる端整にしだれ咲く藤ではない。無骨に咲き乱れてはいるが、それはそれで趣のある藤の花だった。
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別願寺 |
毎年、ヨーロッパ取材時にお世話になっているチューリヒのnonさんのご要望にお応えして藤の花シリーズ開始。
しばらく続きます。