2018/11/20

鎌倉遠足 - 野村総研跡地

きょうもなかなかの天気。うちの近くにある「くらしのアトリエ」というグループが何回か実施している野村総研跡地秋の鎌倉遠足というツアーにいれてもらった。寿福寺から太田道灌の墓のそばを通って源氏山公園へ登り、大仏ハイキングコースに入って途中から脇にそれて山道を野村総研跡地へとトレッキングをした。
かつて野村総研が建てた建物はもろもろの市の規制のない時代に建築されたからおそらくいまの鎌倉市では建築不許可になるといってよいほどに巨大な建物だ。それが野村総研撤収後、十数年前に鎌倉市へ寄付されて以来放置状態で当時最新の施設だった建物も今や広大な廃墟となってしまっている。
だが、いったいこの巨大な建造物、広大な敷地をどう再利用したらよいのだろう。

ふたたび山道に戻り、三浦半島を望める峯山山頂を経由して梶原に下りた。グループと別れ、喉が渇いたからそばの八百屋でミカンを買ってる間に市役所方面へ行くバスが通り過ぎてしまった。次のバスはおよそ一時間後。もう疲れちゃったのだがボケッとしてるのも性に合わない。家まで歩いて帰ることにした。
ぶらぶらと歩いて帰る途中「北条氏常盤亭跡」という北条一族の別邸跡に寄ってみた。いまはもうなにもなくてただの平地なのだが、奥の方にある「タチンダイ」というところまでゆくと、いわくえもいわれぬ不思議な空気が漂っていた。
早々にタチンダイを退散して、トンネルを二つほどくぐりぬけて佐助にたどり着いた頃、東の方に月が昇っていた。

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