2016/01/20

番外 キッツビューエル偉人伝 ー1ー

昨夜来の雪降り、かなりの雪をキッツビューエルにもたらしたようです。
朝には雪もやみ、青空がひろがっています。
が、きょう行われる予定だった第二回目のトレーニングランはなぜかキャンセル。
実は18日のミーティングで、19日に行われる第一回目のトレーニングランが完了できた場合、
20日の第二回目のトレーニングランはキャンセルする旨決定がなされていた。
選手、コース、共々に休養せよ、ということでしょう。
よって朝から洗濯決行です。
もちろん洗濯機などあるわけがないから手でゴシゴシと……。
おかげで指の皮がすり切れてしまった。

定宿のペンションヒンターゼアはご隠居のエルンストをはじめ、息子のハンス、グイド、みんなアルペンレーサーとして名を馳せていた名門スキー一家。だから館内には貴重なトロフィや写真が所狭しと飾られていて、さながらスキー博物館と言って良いくらいです。いつもの部屋に飾られている大きな写真にはエルンストと肩を並べてトニー・ザイラー、それに先年までジャパンのヘッドコーチを務めていたクリスチァンの父親ヒアス・ライトナーやアンドレアス・モルテラーらキッツビューエルの偉人たちの若かりし頃の姿が見られます。
日本に持ち帰りたいくらいのワンショット。

明日は第二回目のトレーニングラン。果たして天候やいかに。