2016/01/18

フラッハウからキッツビューエルへ

暖かかったフラッハウ女子3戦。降りしきる雪は、ある意味全く別のドラマを演出したのかもしれない。
チェコやスロヴァキア、スロヴェニアといったスキー新興国が表彰台を席巻して、本命の強豪たちがすっかり脇役にまわってしまったレースだった。
ともかく雪不足でオペレーションBという史上初のミッションを完遂させたウェンゲンで
そしてここフラッハウで、雪の日曜日は終わった。

一夜明け、快晴の青空が広がるヨーロッパに待望久しい寒波が戻って来た模様です。
アパートを出るときの外気は気温マイナス10度超。暖冬になれきったからだが悲鳴を上げるほどの冷気だった。フラッハウからザルツブルクを経由していよいよキッツビューエル、76回目を数えるハーネンカムレースに乗り込みです。
「シュトライフ!」と強面のレーサーたちに怖れられるハーネンカムコース、難所中の難所ハウスベルクカンテにもここ数日の湿った雪でどうやら雪が張り付いているよう。
明日19日から、ウェンゲンのラウバーホルンレースと双璧をなすハーネンカムレースの幕が切って落とされます。