2014/01/20

名人芸 ラウバーホルンレース/SL

84回の開催を誇るラウバーホルンレースは日曜日の回転をもって終了。
あいかわらず雲の多い暖かい気候。だがコースの状態は思ったほど悪くはない。
まいどFIS男子技術系ディレクター、ハンス・ピエレンネタで申し訳ないが、スノウセメントを芸術的にまき散らすピエレンの名人芸のおかげか。

優勝したのはフランスのアレクシイ・パンチュロウ。1本目ラップのマルセル・ヒルシャーを逆転。2位お馬鹿ばっかりやらかしているやんちゃ坊主フェリクス・ノイロイター。2本目の最終走者、ヒルシャーは荒れたコースに手こずったのか3位へと沈んだ。
残念ながら日本勢はゴールを果たした佐々木明の健闘むなしく全員2本目に進めなかった。
久しぶりにラウバーホルン回転に出場した皆川賢太郎は1本目に途中棄権、ゴール後現役引退を表明した。長きにわたり日本チームを牽引してきた賢太郎に「ご苦労さん!」と声をかけてあげたい。