2012/01/14

ラウバーホルンレース / Downhill



土曜日はいよいよラウバーホルンの華ダウンヒルです。
早朝から麓のラウターブルンネン、ウェンゲンの駅は観戦に押しよせた観衆が波うち、スイス各地の村からやってきた音楽隊が騒々しく音楽をかき鳴らします。
本日の観戦者38、000人はラウバーホルンの新記録。






レースは例によってパトロイユ・スイスのデモンストレーションから始まりました。
音もなく空を駆けめぐり、やがて爆音の炸裂です。
しかし…音速でこうやって超至近距離をすれ違うの、すごくないですか。

きょうのポジションはフントショフと名付けられた41度の絶壁の大ジャンプ。
自分はここ、アイゼンを装着してスキーをかついでポジションまで降りました。(恥
…と、レーサーたちに混じってときおりUFOみたいなのがやってきます。
なにかと思えば無線で操縦してレーサーを追っているTVカメラ。
いきなり視野に飛び込んでくるから無意識にシャッターを押してしまう。
それも一度ならず二度三度。

伝統のラウバーホルン滑降を制したのは昨日のスーパーコンバインドで2位に入ったベアト・フォイツ。昨シーズンのインナーホファーを彷彿とさせる暴れん坊ぶりです。そのインナーホファーは3位に入った。2位はオーストリア、ハンネス・ライヒェルト。
ヤンカ4位、ミラー5位、スヴィンダルとキューシュはちょっと元気がなく、それぞれ12位、15位と撃沈してしまった。

明日はラウバーホルン回転。日本チームも出場の予定。