2012/01/12

ラウバーホルンレース / wengen

快晴のウェンゲン、きょうは2本目のトレーニングラン。
ウェンゲンの街には陽光がさんさんとそそいでいるのに、フォトポジションに着いてみればまだ日陰。そう、太陽はユングフラウの影に隠れ、姿を現していません。気温は零下、冷たい風がふきすさぶ中で、あと2時間、じっとガマンのウェイティングです。レースが始まる昼頃にはまちがいなく太陽が照りつけてくれるはずです。

トレーニングランのトップに浮上したのはオーストリアのハンネス・ライヒェルト。以下スヴィンダル、ヤンカと続きます。クラシックレースとなると俄然強さを発揮するキューシュ16位、ボーディ・ミラー32位。挨拶代わりの小手調べといったところでしょうか。
きょうの滑降トレーニングはスーパーコンバインドのトレーニングも兼ねていたからスラロームスペシャリスト、J-B.グランジェも72番目にスタート、ライヒに次ぐ60位に入りました。大回転種目のキング、リガティはなぜかスタートしなかった。目下ワールドカップのトップをひた走るヒルシャーは昨シーズンのけがから回復したばかり、大事をとってスーパーコンバインドにはエントリーしていない。

きょうのフォトポジション。
新雪のシルヴァーホルンがひときわ高貴に輝いています。