アイガーの麓、クライネシャイデックを出発した登山電車はウェンゲンの街を出るとゴトゴトと谷沿いに下り、やがて緩やかにカーブをしながらトンネルを二つほどぬけると、左手の遠くにユングフラウやシルヴァーホルンといったベルニナアルプスの絶景にめぐりあいます。
モデルをあいつとめてくれたのはスポーツフォトグラファーの薬師洋行さん。もちろんギャラは………ない。
2014/01/20
名人芸 ラウバーホルンレース/SL
84回の開催を誇るラウバーホルンレースは日曜日の回転をもって終了。あいかわらず雲の多い暖かい気候。だがコースの状態は思ったほど悪くはない。
まいどFIS男子技術系ディレクター、ハンス・ピエレンネタで申し訳ないが、スノウセメントを芸術的にまき散らすピエレンの名人芸のおかげか。
優勝したのはフランスのアレクシイ・パンチュロウ。1本目ラップのマルセル・ヒルシャーを逆転。2位お馬鹿ばっかりやらかしているやんちゃ坊主フェリクス・ノイロイター。2本目の最終走者、ヒルシャーは荒れたコースに手こずったのか3位へと沈んだ。
残念ながら日本勢はゴールを果たした佐々木明の健闘むなしく全員2本目に進めなかった。
久しぶりにラウバーホルン回転に出場した皆川賢太郎は1本目に途中棄権、ゴール後現役引退を表明した。長きにわたり日本チームを牽引してきた賢太郎に「ご苦労さん!」と声をかけてあげたい。
2014/01/18
前代未聞! ラウバーホルンDH
いよいよラウバーホルンレースの華、滑降です。ウェンゲンは曇り空ながらも穏やかな気候。
ああ、それなのに登山電車でスタート地点に上ってみれば息を呑む強風が吹き荒れ、スタート地点ははるか下の方、カナディアンコーナーと名付けられている地点へと変更。このレース最大の見所、フントショフの大ジャンプはカットされ、バランスを崩しやすい高速ターンとジャンプがみられるミンチカンテもカット。サーキット史上最長を誇るラウバーホルンの滑降コースは4分の一ほどカットされ、さながらスプリントダウンヒルです。
サポート隊も急造のスタート設置に汗だくです。
レースの見所をカットされてガックリの観客でしたが、それを救ったのがスイスの中堅、パトリック・キュング。みごとサーキット通算2勝目を挙げました。2位にはオーストリアのハンネス・ライヒェルト、3位にはノルウェイのアクセルルンド・スヴィンダルが入った。
明日は日本勢の出場する回転。第2シードにおちてしまった湯浅の奮起を期待したいところです。
2014/01/17
ラウバーホルンレース/スーパーコンバインド
いよいよラウバーホルンレース開始。きょうはスーパーコンバインド。
天候不順のため午前に予定されていた滑降は午後になり、午前の第一レースは回転です。
柔らかい雪のためフォトグラファーは全員スキーは禁止、クランポン(アイゼン)を着用せよ、とのお達しです。
………と、レース開始直前に係員が汗だくになってコースに水まきです。すぐ後でスノーセメントをまいているのはFIS技術系のディレクター、ハンス・ピエレン。永らくディレクターを務めてきたハンスも、どうやら今季限りで現場を引退するようです。
結果はアメリカのテッド・リガティが勝ってサーキット通算20勝目。昨シーズンの覇者フランスのアレクシイ・パンチュロウが2位に入った。
2014/01/16
ラウバーホルンDH トレーニング3
2014/01/15
ラウバーホルンDH トレーニング2
ウェンゲンの村は気温10°C。暖かくどんよりとした曇り空。
DHのトレーニング決行です。
これから週末にかけて天候の悪化が予想され、スーパーCは午前中にSL、午後にDHと変更された。
アイガーもすっぽりと雲の中です。
2014/01/14
シンシンと… − ラウターブルンネン −
昨日までとはうってかわって夜半から待望久しい雪が降り続いています。
ちょっと湿り気味の大粒の雪。緑の際だったのどかな風景もあっという間に白い雪景色へと変わってしまった。
プレスセンターから、きょうのトレーニングランはキャンセルと連絡あり。
ちょっと湿り気味の大粒の雪。緑の際だったのどかな風景もあっという間に白い雪景色へと変わってしまった。
プレスセンターから、きょうのトレーニングランはキャンセルと連絡あり。
2014/01/13
ラウターブルンネンへ
次なるクラシックレースは「ラウバーホルン」。ウェンゲンでの開催。
例によって麓のラウターブルンネンにアパートを借ります。今シーズンは道路からちょっと下ったDinkelさん宅。
月曜日は小休止。インターラーケンへ食材の買い出しです。久しぶりの街中は雪もなく、韓国から大挙押しよせた「卒業旅行カップル」で大賑わいの様子。2年間の兵役が待っている韓国ですから、楽しむんなら今のうち、ということでしょうか…。
例によって麓のラウターブルンネンにアパートを借ります。今シーズンは道路からちょっと下ったDinkelさん宅。
月曜日は小休止。インターラーケンへ食材の買い出しです。久しぶりの街中は雪もなく、韓国から大挙押しよせた「卒業旅行カップル」で大賑わいの様子。2年間の兵役が待っている韓国ですから、楽しむんなら今のうち、ということでしょうか…。
2014/01/12
ひかりのどけきはるのひに − アーデルボーデン GS / SL −
アルペンスキーワールドカップいよいよクラシックシリーズに突入です。
まずは「アーデルボドナースキーターゲ」。大回転と回転。
………だというのに汗ばむほどの陽気で整備されたコースも数人ほどのレーサーが滑り終えただけで深いわだちができてしまう。後続のレーサーにはちょいと酷な条件となったようです。
スタンドには大勢の観客が押しよせ、件のスイスファミリーが「 SWISS 4 JAPAN 」の小旗を振って応援してくれています。毎年スタンドの同じ場所で応援してくれていて、今年でもう3年目。ありがたいことです。
…が、日本勢は総員撃沈。ジャンプ陣の活躍をみるにつけ、ちょっと残念な結果におわってしまった。
まずは「アーデルボドナースキーターゲ」。大回転と回転。
………だというのに汗ばむほどの陽気で整備されたコースも数人ほどのレーサーが滑り終えただけで深いわだちができてしまう。後続のレーサーにはちょいと酷な条件となったようです。
スタンドには大勢の観客が押しよせ、件のスイスファミリーが「 SWISS 4 JAPAN 」の小旗を振って応援してくれています。毎年スタンドの同じ場所で応援してくれていて、今年でもう3年目。ありがたいことです。
…が、日本勢は総員撃沈。ジャンプ陣の活躍をみるにつけ、ちょっと残念な結果におわってしまった。
2014/01/10
グランブルー
群青の空。
チューリヒ郊外のFuchs邸で一夜英気を養い、アーデルボーデン、ウェンゲン、キッツビューエル、シュラートミンクでアルペンスキーのワールドカップを取材します。
今シーズンのクラシックシリーズ、どんなドラマが待っていてくれるのだろう。
チューリヒ郊外のFuchs邸で一夜英気を養い、アーデルボーデン、ウェンゲン、キッツビューエル、シュラートミンクでアルペンスキーのワールドカップを取材します。
今シーズンのクラシックシリーズ、どんなドラマが待っていてくれるのだろう。
2014/01/01
元 旦
あけましておめでとうございます
初詣は吉例銭洗弁財天と佐助稲荷神社。
今年こそ良い一年となりますように。
ありがたいことに暮れに急なブツ撮りの依頼、くつろぐ客人も急遽アシスタントに徴用して新年も上へ下へと大騒ぎ。
旧年中に年賀状を出せず、早々に下さった方々、賀状が遅れますことをお詫び申し上げます。
2013/12/12
鎌倉アルプス − 獅子舞のもみじ −
半年に及ぶグータラ生活でいささか足腰もたるんできちゃった佐助庵です。
本格的なスキーシーズンを前にしてこれではイカンと鎌倉アルプスでなんちゃって高所トレ。
鎌倉アルプス!?というと聞こえはいいが、北鎌倉、建長寺から鎌倉の東、瑞泉寺にまで伸びる標高159メートル! の大平山を最高地点とする天圓コース。ま、なかなかのハイキングコースではあります。
……がせっかくの紅葉シーズン、ゴールは瑞泉寺に下りないで大平山山頂から獅子舞の谷へ。
急峻な山道を慎重に下り、うっそうとした原生林の中を歩いて行くと、突然鎌倉随一を誇る紅葉の海(たとえが変か…)の真っ只中に入りこんでしまいます……。
本格的なスキーシーズンを前にしてこれではイカンと鎌倉アルプスでなんちゃって高所トレ。
鎌倉アルプス!?というと聞こえはいいが、北鎌倉、建長寺から鎌倉の東、瑞泉寺にまで伸びる標高159メートル! の大平山を最高地点とする天圓コース。ま、なかなかのハイキングコースではあります。
……がせっかくの紅葉シーズン、ゴールは瑞泉寺に下りないで大平山山頂から獅子舞の谷へ。
急峻な山道を慎重に下り、うっそうとした原生林の中を歩いて行くと、突然鎌倉随一を誇る紅葉の海(たとえが変か…)の真っ只中に入りこんでしまいます……。
![]() |
| 大平山から鎌倉市街、相模湾 遠くに富士山 |
![]() |
| 二階堂川源流 |
2013/12/09
センチメンタルジャーニイ − 奈良 −
なんとなく奈良。
高校の修学旅行以来数十年ぶりの古都です。
おそれおおくも寺社仏閣をダシにして好きだったあの娘にこっそりとフレーミングして写真を撮ったことを思い出す……。
大伽藍の中におわす東大寺の大仏さまは風雪に耐え続けてきた鎌倉の大仏さまよりは端整な顔立ちながら、半眼の鋭い眼光はかわりはなく、おもわず身ずまいをただしおのれの小ささに恥じ入るばかりです。
参道の横にひろがる奈良公園では、角を切られたばかりの鹿たちが、ならばとシカパンチの応酬でけんかの相手を威嚇していて、衆生の愚かさをかいま見る思いがします。
あでやかな紅葉があちこちに残る東大寺から、うっそうとした木立を抜けてゆく春日大社は黄金色のイチョウの葉におおわれていて、若いふたりが神妙に神前結婚式。おだやかな奈良、晩秋の一日が過ぎてゆきます。

高校の修学旅行以来数十年ぶりの古都です。
おそれおおくも寺社仏閣をダシにして好きだったあの娘にこっそりとフレーミングして写真を撮ったことを思い出す……。
大伽藍の中におわす東大寺の大仏さまは風雪に耐え続けてきた鎌倉の大仏さまよりは端整な顔立ちながら、半眼の鋭い眼光はかわりはなく、おもわず身ずまいをただしおのれの小ささに恥じ入るばかりです。
参道の横にひろがる奈良公園では、角を切られたばかりの鹿たちが、ならばとシカパンチの応酬でけんかの相手を威嚇していて、衆生の愚かさをかいま見る思いがします。
あでやかな紅葉があちこちに残る東大寺から、うっそうとした木立を抜けてゆく春日大社は黄金色のイチョウの葉におおわれていて、若いふたりが神妙に神前結婚式。おだやかな奈良、晩秋の一日が過ぎてゆきます。

2013/11/24
ヴェルニー公園
おだやかな日曜日、久しぶりに横須賀へ。駅のすぐ前にのびるヴェルニー公園にはいまだバラが咲き乱れ、すぐそばの港には護衛艦「やまゆき」が停泊中。改めて横須賀が漁港ではなく、軍港であることを思い知らされる。
2013/10/15
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