白いサーカス、アルペンスキーWCサーキットは北イタリアのコルティナダムペッツォの最終戦キャンセルをうけて、女子はスウェーデンのオーレ、男子はスロヴェニアのクラニスカゴーラのレースをもってシーズンの締めくくりとなるはずだった。ところがその女子のレースもスウェーデン政府とオーレの保健当局の勧告によってキャンセルする、と昨夜FISからメールがあった。
なんといったらいいのだろう………。
結局女子サーキットは二週間ほど前にモンブラン(イタリアではモンテビアンコという)の近くにあるイタリアのラ・トゥイールでおこなわれたスーパー大回転のレースが事実上の最終戦となってしまい、そのレースで優勝し、女子総合ランクのトップに躍り出たイタリアのフェデリカ・ブリニオーネが夢を叶えることとなった。1980年代に活躍したトップスラローマー、マリアローザ・クアリオの愛娘だ。
残る男子サーキットは今週末。
無観客で開催されることは決定しているのだが、果たして………?!