2017/07/31

千客万来

……というわけではないが、客人のために落ち葉がつもっている2階のデッキを掃除。
蜘蛛、ヤモリは言うに及ばずセミ、それに落ち葉にかくれて見慣れぬカマキリみたいな虫。
なんだろう。足が4本しかないんだけど。

2017/07/29

アゲアゲ

きのう夕方4時頃かな、ふと庭先をながめていたらキアゲハが飛来してきてシダの葉に止まっていた。
おっとりがたなでおとといまで撮影で使っていた500mmのレンズを三脚に据えて……。

そのキアゲハ、休息でもしてるのかな、と思っていたらそこに右の尾が欠けているキアゲハが奇襲の体当たり。両者は何度も激しいぶつかり合いを演じ、やがて尾欠けが離れていったかと思ったらしばらくして再び奇襲攻撃をかけてきた。最初は求愛のダンスなのかな、と思ったのだが、テンションマックスのこれはあきらかにケンカではなかったか。
やがて尾欠けが退散し、ふたたび静かになったシダの葉の上に静止しているキアゲハ、今度は全く動きをみせません。一時間たち、二時間たち、やがて日が沈み、一夜明けたけさになってレンズをのぞいてみるとキアゲハは依然として昨日と全く同じ位置に止まったままです。
そうしてしばらくしてからキアゲハは、突然どこかへ飛び立ってしまっていた。

不肖佐助庵、蝶の生態は全く知らないのだが、産卵でもしていたのですかネ。

キアゲハのファイティングショットはこちら→
https://www.amazon.co.jp/photos/share/4rrD9g5fJ4AUbD5DARTPf27mAJNE58rQCu5Dj734BX4






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2017/07/26

サワガニ

めったにないことだが、このところ連日朝5時起きして東京通いだった。
眠気とたたかい、暑さと足早に歩く人の波とたたかい、ヨレヨレになっての帰宅です。

佐助庵の近くに、源氏山や銭洗弁財天から流れ下ってくるちょっとした清流が流れています。
帰る途中、ふと水の流れに目をやったら……!
大きいやつと小さいやつ。
カップルだろうか、それとも母子だろうか。
時間がたつのも忘れてしばらく立ち止まって眺めていた。

2017/07/20

梅雨が明け、夏が来た。

……今さら、なんだけどね。
ことしの鎌倉花火大会、市民、観光客をも巻き込んですったもんだの大騒ぎだったのだが
終わってみれば運営資金が集まりすぎて2500発の予定が4000発!の花火打ち上げへと大判振る舞い。

photo story :

https://www.amazon.co.jp/photos/share/4O2cyegphyEarGDQsinXulSa9Ry6EYidb3ijuwZZPxB

2017/07/10

夏の使者

天気予報ではきょうも猛暑、快晴……のはずなのに朝目覚めたら山の方がガスっていた。少しは過ごしやすくなるのかな、と思っていたら小一時間もしないうちにガスはきれいさっぱりと流れていって、夏の陽射しがガーンと照りつけてきた。

居間の戸を開け放ってボケッとしていたら、花なんか一輪も咲いてない庭先になぜかしきりとクロアゲハやキアゲハが飛び交っていた。
と、一匹のオニヤンマが居間に迷い込んできてしまい、外に逃がそうにも天窓のガラスをツンツンつついているから手が届かない。しばらくして姿が見えなくなった。無事脱出したのかな。

2017/07/07

朝夷奈切通と祇園山

きょう森林浴をしに朝夷奈切通に行ってきた。
初めて知ったのだが、朝比奈じゃなくて朝夷奈(あさいな)。
不肖佐助庵、朝比奈インターのつながりで朝比奈切通とばかり思ってきた。
でもま、朝比奈切通でも通るんだからいいんだけどね。

朝夷奈切通はたいして険しい峠道ではないのだが鎌倉七口ではいちばん距離がある、となにかに書いてあった。
十二所側の三郎の滝からアタック開始、ちょうど鎌倉と横浜の境界となる峠まで延々とのぼって、峠を越えたあたりで右にそれ、天に向かって真っ直ぐのびている杉林のなかにひっそりと鎮座している熊野神社へも足をのばした。
鳥の鳴く声が森の中に響く以外は寂として声無し。人の気配は全くなかった。
朝比奈からは路線バスで鎌倉へ帰り、もう少し汗を絞り出そうとそのまま今度は祇園山ハイキングコースへちょいとひとのぼり。東勝寺橋からアタックを開始して妙本寺とぼたもち寺の裏山の尾根伝いに歩き、大町の八雲神社へと下りた。
標高たったの60メートルほどではあるけれども、気持ちの良い汗を流しながら久しぶりに鎌倉の街を見わたした。

photo story :

2017/07/04

半夏生

暑い夏が始まりました。

それでもグータラしていてはいけない、という心の声に押し出されてきのう山歩き
………というほどでもないのだが、とにかく自宅近くの山野を歩きまわってきた。
途中から知らない坂を登ったり下ったり、下ったり登ったり、初めての道を歩き回ってるうちに突然鬱蒼とした森の中に入りこんだ。遊歩道の手入れをしている人に尋ねたら鎌倉中央公園ということだった。
あたりにはアジサイがまだきれいに咲いているというのに、もう赤とんぼが飛び交っている公園を歩き回っているうちに何やら白いお花畑みたいなものに出会った。
案内板には「半夏生(はんげしょう)」とあった。どうやらドクダミの一種らしいのだが、白く見えたのは花ではなくて、葉っぱだった。
緑色から次第に白に変わってゆくらしい。夏を迎えてすっかり化粧がすんだ葉や化粧中の葉……正しいのかどうかはわからないが、なんとなく名前のいわれがわかった気がした。
小一時間ほど木々のなかを歩き回って、さて、どうやって帰ろうか思案しながら森を見上げたら、鎌倉のギャング、タイワンリスが木の枝の上でグッタリと一服していた。りっぱな市の駆除指定動物なのだが、これはこれでなかなか愛嬌のあるポーズじゃなかろうか。

photo stream :
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2017/07/01

祓へ給ひ、清め給へ

きょうから一年の後半に入りました。
この半年分のもろもろの穢れを清めてもらいにきのう鶴岡八幡宮大祓に参列してきた。
神職に倣って大祓詞を唱え、茅の輪を八の字にくぐってから御神酒を頂戴し、身を清めてきた。

神道に帰依しているわけではないが、なにも知らない子共の頃からいろいろとやらされてきた。
行かない年もあるのだが、気にするほどに気にしてしまう、ま、季節の行事です。
菩提寺は親戚のお寺、真宗大谷派だし、クリスマスには浮かれた気分にもなります。
すべてはほとけさまや八百万(やおよろず)の神の思し召し、か。
帰りがてら源氏池をのぞいたらはや蓮の花。
夏の到来です。

photo story :
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