2017/01/22

キッツビュール −ハーネンカム DH−

優雅な旋律に乗ってしずしずとレッドブル、アクロバットチームのグライダーが登場。青空になにやらピカソ風なリトグラフを描いていきます。
デモンストレーションが終わった後、意味合いは全く違うのだが、ビング・クロスビーやエノケンがカヴァーした「My Blue Heaven(私の青空)」の旋律がリフレインのように佐助庵の耳になぜか繰り返し残っていた。
おっとはなしがそれました。
レース前にはかつてのジャパンのエース岡部哲也がなんとシュトライフに登場。
哲也の現役時代には毎年回転コース、ガンスラーンで会ってはいたのだが、滑降コースで会うのは初めてのこと。TV解説のためにキッツビュール入り。あいかわらずナイスガイだった。
ハーネンカムの華、DHを制したのはドミニク・パリス。これでハーネンカムレースだけでDH2勝、スーパーG1勝と荒稼ぎ。危うく本籍イタリア、現住所キッツビュールになりそうな気がします。
2位と3位にはフランスのヴァレンタン・ジロウモエとジョアン・クラレイがはいった。
ハーネンカムレース最終日のあすは日本勢も登場する回転種目。少し暖かくはなるがガンスラーンコースは完璧な仕上がりぶり。あとは名うてのスラローマたちがどう料理するかにかかります。