2015/01/24

ハーネンカムレース − DH −

キッツビューエルは朝からかなりの雪降りです。
山の上部にはガスが漂い普通のWCならばキャンセルのケース。
が、75回目という節目のハーネンカムレース。なんとしてでも決行したい。
結局11時45分開始予定を、スタート台を下げ、1時45分に開始。
レーサー達にとってもフォトグラファーにとっても、押しよせた大観衆にとっても長い一日となりました。

優勝はノルウェーのチェティル・ヤンスルード。12月以来久々のお立ち台です。
これで総合トップをゆくマルセル・ヒルシャーに82ポイント差と追い上げた。
高速系を得意としないヒルシャーはコンバインドはめったに出ないのですが、きのう2位に入らなかったら、ちょいとやばい状況でした。

雪はとうとう最後までやむことはなかったが、夕方には花火で景気づけです。
ハーネンカムレース最終日はいよいよ回転競技。日本の湯浅が出場します。

2015/01/23

ハーネンカムレース − SuperG | AC −


いよいよハーネンカムレース本番。
きょうはスーパーGと複合のアルパインコンバインド。
昨日の晴れ模様とはうってかわってどんよりとした曇り空です。
スーパーGは2シーズン前に「シュトライフ!」と怖れられるハーネンカム滑降を制したイタリアのドミニク・パリスが優勝、アルパインコンバインドはオーストリアのマルセル・ヒルシャーをおさえ、フランスのアレクシイ・パンチュロウが優勝をかっさらった。
明日はいよいよ滑降レース。数万人の大観衆が押しよせることでしょう。

2015/01/21

ハウスベルクカンテに陽があたる

キッツビューエルはここ数日かなりの冷え込み。
きょうは快晴なれど2度目のトレーニングランはキャンセル。
凍ってデコボコな「シュトライフ」も少しは改善されるのでしょうか。
明日木曜日にはトレーニング再開、いよいよ金曜日からハーネンカムレース本番。
3日間トータル10万人ほどの観客がここキッツビューエルに押しよせ、阿鼻叫喚の世界が繰りひろげられます。
日本勢が出るのは日曜日開催予定のスラロームのみ。
hausbergkante

2015/01/20

Auf Wiedersehen Wengen, Hallo! Kitzbuhel.

たおやかな嶺々の連なるウェンゲンに別れを告げ
フォトグラファーにとっても恐ろしいコース「シュトライフ」が待ちうけるキッツビューエルへ。
今シーズンは雪が少ないから、きっと碧氷のコースがスタンバってることだろう。


2015/01/18

ラウバーホルンレース − DH −

猛雪にやられたきのうの回転レースから一転きょうはこの上なく晴れわたったウェンゲン。
いよいよラウバーホルンの華、滑降レースの始まりです。

が、どうしたことかイエローフラッグ続出、加えて通信がうまく行かなくてレースは中断頻発。とうとう55人のレーサーが滑り降りるのに2時間半もかかってしまった。

きょうの撮影ポイントはフントショフ大ジャンプ上の高速ターン。
バックにアイガーとメンヒが収まる雄大なシーンが撮れるところです。
レース中断の合間に、FIS国際スキー連盟のオフィシャル写真も撮っているフランスのフォトエージェンシー、Zoomのムッシューアランと。
ま、天候がよかったから4時間ほどの雪上にも耐えられた、と。
photo by Hiro Yakushi
レースはオーストリアのハンネス・ライヒェルトがものにし、スイスは2、3、4位を占め大健闘だったはずなのだが、スイスの人にいわせると、ここでオーストリアにだけは勝ってほしくなかった、と。
なんともぜいたくな不満ですね。

2015/01/17

ラウバーホルンレース − SuperC / SL −

きのうのスーパーコンバインドはどんよりとした曇り空。
…と恒例のスイス空軍のアクロバットチーム、パトロイユスイスのデモンストレーションがいつもとちがってのんびりとしたリズムです。
よくよく見れば6機の戦闘機の先陣を切っているのはスイスインターナショナルの旅客機。
なんだかワルツの旋律がながれるような優雅なアクロバット飛行。これもありです。

一転きょうの回転競技は激しい雪降りのなかで決行。
とうとうレース終了まで降りやむことはなかった。
ウェンゲンのメインストリートでは町の軍楽隊が朝から勇ましいリズムで景気づけです。

スーパーCは久しぶりスイスのカルロ・ヤンカが4年ぶりにサーキット優勝を果たし、観客の喜びは最高潮に達します。アイスマンと異名をとるヤンカもさすがに口元がほころんでいた。
一方回転は時の王者マルセル・ヒルシャーが1本目の中間地点でコースアウト。かわってフェリクス・ノイロイターが今季2勝目、サーキット通算11勝目を果たした。
日本の湯浅直樹は1本目ギリギリ30位、2本トータルで23位。

2015/01/15

の車窓から

……と思ったのだがちょいとタイミングが悪かった。
昨シーズンみたくモデルも入っていないし…。

なのでレース中とレース後のシルヴァーホルン2葉。
あとアパートの窓から教会とシュタウプバッハのフォール。

2回目のDHトレーニングは強風のためスタートを下げて決行。
いよいよ明日金曜日はスーパーコンビネーションです。
天候状況を考慮し土曜日に湯浅の出場するスラローム、日曜日にダウンヒル。

2015/01/14

ラウバーホルンレース − DH Tr.2 −

昨日のゲルチの予報通り天候下り坂。
昨夕早々に2回目のトレーニングはキャンセル。
きょうのラウターブルンネンはうすぐもりからやがて本格的な雨です。
が、シュタウプバッハの滝、なんだか今年は水量が少ない。

2015/01/13

ラウバーホルンレース − DH Tr.1 −

ウェンゲン初日の今日は晴れてはいたけれどいまいちスッキリとしない天気。
時折強風が通り過ぎたが滑降トレーニング決行。
暮れに背中と腰の手術をしたボーディ・ミラー久々の登場は楽しみです。
が、トレーニング終了後アパートに帰着するや、天候悪化により明日のトレーニングはキャンセルと連絡あり。

一年ぶりのアイガー、奥にはヴェッターホルン。007でお馴染みのシルトホルンにはなにやら怪しげな雲行きが…。


山に向かう途中ウェンゲン駅でこれも一年ぶり、OKのヴィクトール・ゲルチとバッタリ。
photo by Hiro Yakushi

2015/01/12

no race today - 1/12 -

きょうはレースなし
よってのんびりと朝食をば…!

2015/01/11

ヴェッターホルン遠望

いよいよ怒濤のシーズン突入。一年ぶりのアーデルボーデンです。
雪不足に悩まされる西ヨーロッパ。アーデルボーデンとて例外ではない。
春の日差しがあたるかと思えば翌日は朝からシトシトと雨模様。
日本と同様、こちらでも天候異変は続きます。
ラウターブルンネンに借りたアパートへの帰路、美しい雲に出会いました。
ま、その筋のスペシャリストにいわせると天候悪化の予兆ということでしょうか。
Adelboden
Mönch 4,107m
Wetterhorn 3,692 m

59回目となる「アーデルボドナースキーターゲ」は結局絶好調男、マルセル・ヒルシャーの一人舞台だった。
手堅く1位と3位で、はやワールドカップ総合ポイント独走態勢。

2015/01/02

吉例初詣

まだ所々に雪の残る鎌倉、けさはこの冬いちばんの冷え込みだった。
客人と参る吉例初詣は佐助稲荷神社と銭洗弁財天宇賀福神社。
うっそうとした森に囲まれた佐助稲荷神社は、早朝ゆえ参拝客もまだまばら。
寒さでリスもねぐらでひと休みか。
隧道をくぐって行く銭洗弁財天では、本宮にお参りしたあとに奥宮で銭を洗い
上之水神社、下之水神社、七福神社とプチトレッキング。



2015/01/01

こいつぁ、春から……!

お屠蘇気分の佐助庵、晴れのちあられの冬景色
やがてふわりとぼたん雪
枯れ木に花の大にぎわい
あ、こいつぁ春から縁起がいいわい



一月一日

百八組の善男善女が除夜の鐘を突く長谷寺で新しい年を迎えました。
万灯祈願会(まんとうきがんえ)。

新年明けましておめでとうございます