2012/10/31

アーロンチェア −追記あり−


永らく愛用(…というほどでもないか)してきたハーマンミラーのアーロンチェア、自分のちょっとした不注意でカーボンメッシュのところがほころびてしまった。しばらくテープを貼りつけていたのだがだんだんほころびが長くなってきてしまったから、思いあまってハーマンミラーに電話してみたら「アーロンチェアは12年の無料保証です。保証書はおありですか」と。
「ンなものあるわけない(キッパリ)」

ネットで購入した記憶があるから大昔のデータをひっくり返してようやく件のメールを発見した。
そうか、購入したのは11年前だったか…。
おや? とすると保証が切れるまであと数ヶ月か。あわてて修理依頼すること一週間。

と今度は「お客様のモデルカラーは現在製造しておりません。よろしかったらブラックをご用意します。アメリカ本社からパーツ一式を取り寄せますのでしばらくお待ちください。福山通運がチェアを引き取りに伺います」というお達しです。
「ハハーッ、タダで直るんなら仰せのとおりに…」

というわけでやりとりを始めて一ヶ月ちょっと。無傷だった背面やアームレストも含めてまったく新しくなったアーロンチェアがご帰宅あそばした、という顛末。

それにしても、12年保証!か、すごい自信だなあ。


追記:
もろもろの相談事はハーマンミラーへ直接できるのだが、修理依頼は販売店をとおしてのみ受付。

2012/10/28

爛漫の十月桜

雨の日曜日。
サルビアのレッドカーペットのむこうに十月桜。春にもまして爛漫と。
可憐なオオカッコウアザミ、妖艶な薔薇などなど。
べつに花を愛でたわけではない。目にはいったものでつい…。

2012/10/22

越前鯖江


週末は越前、鯖江を駆け足で。

福井は北陸地方になるから北陸線で富山を経由して、と考えていたら、あにはからんや新幹線で京都の一つ手前の駅、米原経由で行くとは知らなかった。鎌倉からは4時間。意外と近いですね。

市内を流れる川の両岸にはセイタカアワダチソウが列をなし、ススキも朝日に照り映えています。
…と突然の激しい雨。いっとき木立で雨宿りすれば、やがて雨もあがり、深い山あいにもやが流れてゆきます。


2012/10/19

44シーズンのシュプール



ワールドカップ創生期以来サーキットの取材を続けてきた薬師洋行さんが、FIS(国際スキー連盟)から「FISジャーナリストアワード」を授与されたメモリアルとしてオリンパスギャラリーで「White Circus since 1969」と銘うった写真展を開催。(大阪は11月15日から)

東京会場が終了し、きょうから横浜のみなとみらい駅構内にあるサブウェイギャラリーMでの開催です。
東京のオープニングパーティに出席できなかったからシャンパーニュ製の「詫び状」を持参してのぞきに行ってきました。
44年間の集大成、「さすが…!」です。

薬師さんとはワールドカップ取材でアパートやレンタカーをシェアする付き合い。毎年春先になるとイッパイやりながら宿泊費や食費の精算をします。その清算表はわれわれの間では勝敗表といっていて、おおむね自分の勝ち。「勝ったァー」と勝ち名乗りをあげ、ほろ酔い気分で帰宅するのが常です。

しかし…44年! オリンピックも冬季、夏季合わせて14度の取材だそうです。
一方スキー誌の社カメとしてのほほんとWCサーキットに飛び込んで30年とちょっとの自分は冬季オリンピックの取材は1988年のカルガリー以来たったの7度。
薬師さんの半分ですね。

「負けた………」

2012/10/13

うろこ雲

小学校の時だったか、中学の時だったか
「おうい雲よ…」という詩を覚えさせられたことがあった。
覚えているのはそのことばだけ。
どんな詩だったか………。



2012/10/08

どんぐりがコロコロ −杉並 観泉寺−

インディアンサマーというんですかね。
ひかりのどけき秋の一日。
なぜか杉並区今川にある観泉寺。

桶狭間の戦いで織田信長に敗れた今川義元の末裔の菩提寺。
曹洞宗のお寺であります。
(……と帰宅してから知りました)

暑かった長い夏もさすがに退散、といったところでしょうか、広大な境内には木の実があちこちに落ちていて深まりゆく秋を感じさせてくれます。

2012/10/02

月明かり

台風一過のきのう、10月に入ったとは思えない暑さだった。
それでも夜ともなれば開け放った戸からコオロギの声とともに肌寒い風が吹き抜けていって、あー、秋だなあ、とようやく季節を感じとることができる夜長。
日付が変わった深夜、部屋の照明を消すと窓からまぶしいほどの光が射しこんでいます。
満月です。