2010/11/28

有明の月

いよいよシーズン突入です。なにがって忘年会。昨夜は久しぶりに大学時代の友人たちと昔にかえっての一献だった。社長だろうと専務だろうと互いに名前は呼び捨てです。みんなそれぞれに良い年のとりかたをしているのだが、あいかわらず進歩がないのは自分だけ。なにか取り残されたほろ酔い気分です。

二日酔いにはまぶしい秋晴れの日曜日、こどもの国で野球教室の撮影です。横浜ベイスターズから寺原、石川、高森の3選手が汗だくになって特別コーチ。森に囲まれたグラウンドに子供たちの元気な声がひびきます。
木々の葉はすっかり秋色に染まっていて、その向こうには居残りの月が急いで姿を隠してゆきます。

2010/11/15

福をよぶ

ジョゼフ・コズマの「枯葉」が流れます…
せつなく胸に響くエディット・ピアフの心の声、枯れ葉が風に舞うようなサラ・ヴォーンのスキャット、そしてたばこをくわえて、ビル・エヴァンスは、かの伝説のスリリングなピアノトリオ。それぞれに味わい深い「枯葉」ですが、どれも今の季節にぴったりです。

しきりと枯葉がながれる庭先の南天の木、ほとんどを鳥についばまれてしまったのでしょうか、ひと粒だけ実をつけています。

この南天、せき、声、喉によろしい南天のど飴の原料なのかな。ヘヴィイ・スモーカーにとってはちょっと気になる木だ。
音読みで「ナンテン」。ゆえに難を転じ、福を呼ぶ木だそうであります。

2010/11/01

熊出没!!!?

秋も深まって、雪の便りもチラホラ…。
知り合いのスキーヤーたちはシーズンインに向け、ヨーロッパアルプスで雪上トレーニングに余念がありません。アルペンスキーのワールドカップもオーストリアのソールデン、レッテンバッハの氷河から始まりました。が、なんの因果か、雪の量も十分だというのにガスで視界ゼロ。男子のレースはあえなくキャンセルされたようです。

一方冬ごもりに備える動物たちにとっても今が稼ぎどき。ニュースを見ているとほとんど毎日熊の被害が伝えられます。
こわいですねー。

はたして鎌倉にツキノワグマやヒグマがいるのかどうか寡聞にして知らないけれど、緊急逮捕されたのはかねてより指名手配中だったアライグマ容疑者。
あまりの狼藉ぶりに業を煮やしたお向かいの家のおとーさん、市役所から仕掛けを借りての逮捕劇だった。

深更、千鳥足で小径をよろよろ歩いていると大きな猫(?)に出くわします。酔いにまかせてちょいと脅しをかけるといきなり歯をむいて威嚇されます。
そう、そいつがアライグマ。猫やたぬきとちがって速攻で逃げたりはしません。
でも、こうしてしみじみとみつめるとなかなか愛嬌のある生き物ではありませんか。